灯台下暗し⁈ ドラマのロケ地が地元だった件①
最近、映画やドラマを観ていると、
「あれ? これ、見たことある風景じゃない?」
と思うことが増えてきた。
出勤途中に、たまたま撮影している場面に出くわすこともある。
どうやら、行政がロケ誘致に積極的に関わっているらしい。
先日、市役所の一角にある「ロケ地紹介コーナー」を何気なく見て、思わず立ち止まった。
なんと、好きで観ていたドラマの舞台が、市内のお寺で撮影されていたのだ。

行ったことのないお寺さんだったこともあり、
市役所の用事を済ませたあと、ふらりと立ち寄ってみることにした。
ドラマのタイトルは『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』。
お寺の境内に夜になると設置されるフレンチの屋台を舞台に、
屋台を営む若者二人のそれぞれの抱える悩みを描きつつ、
訪れるお客さんの“思い出の味”を再現していく。
神山智洋さん演じる翔太と中村海人さん演じる輝元。
2人の関係性が素敵だった。
なかでも印象に残っているのは、
静かな夜の境内で交わされる、少し切なくて、でも温かいエピソードたち。
そのお寺があるエリアに足を運ぶのは、今回が初めてだった。
「へぇ、こんなところがあったんだ」
市内でもそんなに遠いわけでもないのに、全く風景が違う。
境内には、大きな杉の木が一本。
思わず見上げる。

……でかい。
説明書きによると、市内で一番大きな杉の木だそうだ。
しばらくその場に立ち、深呼吸。
―少しパワーをください。

ドラマの舞台を辿るつもりが、
思いがけず、パワーをもらう時間になった。
がんばるぞ!


