還暦を過ぎて初めて乙女ゲームをやってみた~『遥かなる時空の中で6』の世界~
実は子どもたちの影響で、時々ゲームをやっています。
とはいえ、アクション系は苦手。
スキルがなかなか身につかないので、敵が出てきて素早くボタンを押すようなゲームはからっきしダメです。
好きなのはロールプレイングゲームと謎解き系。
新しいゲームを自分で探すことはあまりなく、息子が「これ面白いよ」と貸してくれたり、セールで安くなっているものを見つけたりして楽しんでいます。
ペルソナ5ロス
息子に勧められて始めた『ペルソナ5』は、すっかりハマってしまったゲームのひとつです。
高校生に戻って学校へ通い、放課後は仲間たちと集まって「心の怪盗団」になって悪党退治。
主人公と一緒に理不尽な出来事に憤り、仲間たちとの絆を深めていく。
気がつけば、ゲームの中の日常が自分の日常の一部になっていました。
だから終わった時の喪失感がすごかった。
いわゆる「ペルソナ5ロス」です。
何度も最初からやり直してしまいました。
今度、息子がペルソナ5のコンサートに連れて行ってくれるそうです。
ホグワーツの空を飛ぶ

https://www.hogwartslegacy.com/ja-jp
『ホグワーツ・レガシー』も大好きです。
小説『ハリー・ポッター』の世界が見事に再現されていて、歩いているだけでも楽しい。
特に好きだったのが箒で空を飛ぶこと。
子どもの頃、『魔法使いサリー』の箒に憧れていた世代としては、大きな画面で空を飛び回る体験は本当にワクワクしました。
ゲームを終わらせるのがもったいなくて、ずっとホグワーツの世界を散歩していたかったくらいです。
そして乙女ゲームへ
そんな私が今やっているのが『遥かなる時空の中で6』です。
きっかけは単純。
『はいからさんが通る』の伊集院少尉に似たキャラクターがいたから。
「ちょっとやってみようかな」
そんな軽い気持ちで購入しました。
私はこのゲームが「乙女ゲーム」だということを知らなかったのです。
普通に仲間と悪霊退治してストーリーを進めて、主人公が無事に元の世界へ帰還。
「ずいぶんあっさり終わったな」
と思っていたら、どうやらそういうゲームではなかったらしい。
後で知ったのですが、このゲームの本当の楽しみ方は登場キャラクターとの関係を深め、それぞれのエンディングを見ること。
つまり仲間を「攻略」することが本当のクリアだったのです。
誰も攻略できない
ところが私は誰も攻略できません。
どうやら私は、全員に気を使い、いい顔をしてしまうらしい。
そういえば『ペルソナ5』でも似たようなことがありました。
誰にでも親切に丁寧に接していると、誰とも特別な関係にならない。
なんだか現実世界でも、ありそうな話ですね。
『牧場物語』では伊織さん一択なんですけど(笑)
https://www.bokumono.com/series/olive/
「乙女ゲームはキャラクターの性格を読みながら進めるもの」ということを学びました。
まずはこちらの公式映像をどうぞ。
美しいキャラクターたちと大正ロマン風の世界観に惹かれてしまいました。
AIに攻略相談する時代
どのキャラクターも美しい顔立ちで、声も素敵。
違うのは性格と生い立ちです。
誰か一人を選べと言われても難しい。
さすが乙女ゲームです。
困った私は生成AIに相談しました。
すると攻略順として、
ダリウス → コハク → 有馬一 → ルード → 片霧秋兵
を勧められました。
本来の目的だった片霧秋兵は最後。
理由を聞くと、
「秋兵は背負っているものが重いので、他のキャラクターを経験してからのほうが良い」
とのこと。
彼の背負っているものと振舞いの意味を理解することで、破壊力が凄いのだそう。
ゲームの攻略をAIに相談する時代が来るなんて。
AIはそのゲームをやったことあるんだろうな、きっと(笑)
なかなか面白い世の中です。
ダリウスが良すぎる問題
最初に攻略したダリウスは鬼の首領。
美しい顔立ちで包容力があり、とっても大人な雰囲気のお館様。
でも25歳なんだって。
最初は何か大きな野望を隠している人物だと思っていたのですが、主人公との関わりの中で変わっていく。
そして最後には、自分を犠牲にしてでも仲間たちを守ろうとする。
いや、もう十分でしょう。
他のキャラクターを攻略しなくてもいいんじゃない?と思いました。
それでもエンディングを見たくて続けてしまうのだから、シナリオがよくできています。
息子が大きくうなずいた話
ゲームを始めた頃、私は息子に言いました。
「年頃の女の子がこんなのやっていたら、現実で恋愛なんてできなくなるよね」
だって、みんな格好良すぎるのです。
顔もいい。
声もいい。
能力も高い。
しかも、それぞれにドラマチックな人生を背負っている。
そんな人ばかり出てくる。
息子は私の言葉を聞いて、大きくうなずきました。
そんなに納得しなくてもいいと思うのですが。
みんな年齢設定がおかしい
それにしても、このゲームの登場人物たちは年齢設定がおかしい。
精神的に大人すぎる。
ルード君なんて本当に15歳ですか?
人生何周目ですか?
お館様への忠誠心だけで生きているような少年。
最初、ダリウスに騙されてるんじゃないかと思っちゃった。
違ったけど。
主人公と関わるうちに、自分と向き合うようになっていく。
ルード君クリア後に気になったのが、
ダリウスが大きなお屋敷で独りぼっちになってない?
ってそっち?(笑)
そして秋兵さん
最初に気になったのは、やっぱり片霧秋兵さんでした。
『はいからさんが通る』の伊集院少尉を思わせる軍服姿と誠実そうな雰囲気。
ところが、生成AIに相談すると、「秋兵は最後のほうがおすすめです」
他のキャラクターの物語を知ってからのほうが、より深く理解できるらしい。
その言葉を信じて順番に攻略し、ようやく秋兵さんの物語にたどり着きました。
そして、AIの言うことは正しかった。
秋兵さんのストーリーは、単なる恋愛物語ではありませんでした。
名家の跡取りとして生まれた彼は、自分の人生を自分で選ぶことを半ば諦めています。
家柄や立場を優先し、家族の期待に応えることを当たり前として生きてきました。
父との確執もあり、本当の気持ちを押し込めてきた人です。
本心を隠すためにたたく軽口が切ない。
そんな彼が主人公と関わる中で、自分自身の人生と向き合うようになります。
そして「誰かに決められた人生」ではなく、「自分で選ぶ人生」へと踏み出していきます。
恋人を選ぶこと。
自分の未来を選ぶこと。
その喜びを知っていく姿がとても印象的でした。
でも、現代っ子の主人公の幼さは残酷。
主人公も成長していきます。
秋兵さんの物語は、恋愛だけではなく家族の絆を描いた物語でもありました。
親子だからこそ分かり合えないこと。
大切だからこそ伝えられないこと。
そうした思いが丁寧に描かれていて、思っていた以上に心に残りました。
そして最後に気になること
主人公の年齢は16歳。
最初は「これって大丈夫なのかしら」と思った。
けれど、実際にプレイしてみると、私に見えてきたのは単なる胸キュンゲームではなかった。
それぞれのキャラクターが悩み、迷いながら、自分の人生を選び取っていく物語。
家族との関係に向き合い、仲間との絆を深め、自分らしい未来を探していく姿が描かれている。
そして私は、そんなキャラクターたちの成長を傍で見守っていた。
すっかり保護者目線(笑)
深いねぇ。
還暦を過ぎて乙女ゲームにハマるとは思わなかったけど、やってみたら面白かった。
だから今日も、その後を描いた「遥かなる時空の6 幻燈ロンド」に進みます。
AIのおすすめは、秋兵→ルード→ダリウス
あれ、有馬隊長は???
新キャラ登場⁈
ちなみに私がやっているのは、SWITCHです。

